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暇なので仕方ないと思うんだ。
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なにが異常かといえば、決して性的対象として幼少者を見つけ出すことではない。
そうではなくて、「幼少=性的対象」として見境無く、関係を事前に規定してしまうところが異常なのだ。

たとえば男が「女=レイプ」なんて思ってたら、そりゃー確実に正常な社会生活を送れないのと同じようにな。


まあそれは異常者としてのロリコンであって、例えばこれをロリコン(+)とすると、世の中にはロリコン(-)もいる。
それはつまりある特定の年少者に執着心を持っているような、局所的な判断結果の問題としてのロリコン。

まあ形成の色々パターンはあるだろうけれど、要は年少者と恋愛感情を抱いた人間。
年少者一般が好きなのではなくて、偶々相手が年少者だった場合。

これは別に何も奇妙・異常ではない。
僕に言わせれば、生殖に差し障るような高年齢の人間に劣情を抱くのに比べたら、年少者と関係を取り結ぶのはよっぽど正常な事態じゃないのかとすら思えるのである。

ある一定の年齢範囲内ではいくらでも性的関係を持つことが許されている、というのはおよそ法律的な問題であって、人間の仕組みについて想像してみるならば、そういった年齢の範囲というものは大枠として遺伝的に定まるとしても、誤差が出るのは確定的に明らか。
ペドフィリアを厳重に区別するならば、ロリコン(-)は決して不自然な性交渉を追い求めているわけではないはずだ。

言うまでもないことであるが、ロリコン(-)の反対とは何か?
無論のこと、それは俗に言う「熟女」が好きな人たちである。彼らもまた「異常」ではあるまいか。


翻って、そもそもロリコン(+)とは何かと考えてみる。
定義上彼らは全ての該当者に等しく性的欲求を抱く。故に異常なのであった。

ところがだ、誰に対しても「等しく性的欲求」という問題を考えてみればすぐ分かるように、ここで働いているのはロリコン(-)とは根本的に異なる異常性だ。
「女だから強姦」というような極めて不愉快な公式と、何も変わらないものをロリコン(+)は胸に秘めている。ただ両者の「女」の定義が違うだけなのではないか。

欲情の対象年齢が25歳以上だろうが15歳以下だろうが、どっちにしても異常の誹りは免れんところだろう。
つまりロリコン(+)の反対は「年上好き」ではない。ましてやロリコン(-)ではない。

ロリコン(+)と相対するのは「正常者」なのである。


すると2つの重要な問いが見えてくる。
「何故異常者が幼児性愛者なのか」ということと「何故ロリコン(-)と(+)が混同されるか」である。


一つ目の問いは難しいし、空想でも答えづらい。
が、あえて空想するならば、それは社会が年少者との性交渉について、いかなる「流れ」も定めていないからではないか。

んー、つまりね、相思相愛チューしてセックスして指輪送って結婚して子供産んで育てて保険かけて死んでと。
そういう「流れ」のなかに性交渉は一般にある(あった)ものなんですよね。

だけども、異常者はその流れに従わずに欲望を遂げる。
それは成人女性に襲いかかろうが中学生を誘拐しようが、何も変わるところ無く異常なのです。社会にとって。

流れのあるところで流れに逆らうか、流れの無いところを行くか、言葉尻は対応しないけれど中身は同質。
「流れていない」ということ。


二つ目はわりとわかりやすい話じゃないですかね。

異常者は社会的に禁止されるし、特定年齢未満との関係も禁止される。
つまり「禁止されている」という一点においてロリコン(+)と(-)は共通しているわけだ。

すると、二つの禁止を束ねれば強固な論理基盤が完成しそうである。
つまり「異常であるロリコンは禁止」という理論が。
かくてロリコンが作り出されたのであった。


なにが言いたいかっつーと、ロリコン(-)に性交渉を禁止するのはいいが、攻撃するのはまずい。
ドイツ人のようになってしまうぞ。
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