麻生総裁、結婚と収入に関する所見

http://www.nicovideo.jp/watch/sm8037204

3つ目、立教大学、結婚、えー金がねえから結婚できねえとか
いう話だったけど、そら金がねえで結婚はしねえ方がいい... まずね、

（会場笑声）

そら俺もそう思うわ、うん、そら迂闊にそんなことはしない方がいい、
でー、金が、俺は無い方じゃなかった、だけど結婚は遅かったから、
俺は43まで結婚してないからね、だから、あのー、早い、あるからする、
ないからしないっていうもんでもない、これは人それぞれ、だと思うから、
だから、これは迂闊には言えないところだと思うけれども、ある程度生活を
していく、いけるというものが無いと、やっぱり自信がない、だって女性から
見ても、旦那を見てやっぱり尊敬するところってやっぱりしっかり働いて
いるっていうのが尊敬の対象になる、日本では、日本ではね、したがって
きちんとした仕事を持って、きちんとした稼ぎをやってる、ということが、
やっぱり結婚して、女性が生活をずっとしていくにあたって、相手の、
これは男性から女性に対しても女性から男性に対しても両方だよ、
両方やっぱり尊敬の念が持てるか持てないかというのはすごく
大きいと思うね、それで稼ぎが全っ然なくて、尊敬の対象になるかって
いうと、余程のなんか無いとねえ、いやなかなか難しいんじゃないかな
という感じがするんで、稼げるようになった上で結婚した方がいい
っていうのは俺も全くそう思う。(以上)


まぁ何をどう感じるかは人それぞれですけどね。
とりあえず確認能力も未だ身につかない方々は正しく民主主義を楽しんでいるのでありましょうな。

権利を享受するのはリラクゼーションじゃないんだろうけどなあ。
ま、僕には一億余万の馬鹿を殴り飛ばすことが出来ても、一個の国民たるそれと対峙するつもりも可能力もさらさら無いわけで。

「故に問題は...寧ろ此制度を運用する人である、人が役に立たねば...実績は挙がるものではないのであります。 」

民主主義は民主主義者によって守られてきたのであって、民衆が乳母ではない。
独裁主義者は既にして民衆ではないのだから、民主主義者が民主主義を防衛するために愚民を民衆にする、なんとも手間のかかる話だ。

民主主義ではなく民衆が自己防衛するべきなんであるよ。民主主義者の理想としては。
もっともそんな「民衆」がいる時代ならば無法規独裁が確立されるに違いないのであるが。


一応せっかくなので僕の感想をつけておくと、とっても日本人らしくて素晴らしい口述だと思います。
自分の頑迷さは曲げないけど「それは意識してるんだよ」というアピールもする。これで充分である。


「日本人ってなんでも理想化するよね、色白で目の肥大したマンガ絵とか完全に理想化」
とか言っちゃうオイロパ人には永久にわからねーんだこれは。

誰がマンガに「日本人」が、ましてや「人間」が出てくるなんて決めたの？
マンガの世界に典型的な住民がいたとして、なんでそれが創造物そっくりでなければいけないの？
どうしてすぐ「理想化」とか「逃避」とか、ネガティブで流行り廃りの単語を言いっぱなしにして安心するの？

A.西欧の絵画が西欧の美観と文化に根ざしているように、日本においてもそうであるはずだから
A.西欧芸術がギリシアの写実性を重んじるから
A.ポジティブを言いっぱなしにすると馬鹿っぽいから

こう言いたくて仕方ないくせに。
そしてそれを言うだけの胆力を持ち合わせてもいない...

だから僕は例えば、日本に生まれた平凡日本人でありながら、仏陀でもなくブードゥーでもない、「キリスト神の云々」を嬉々として語る人だって素晴らしいと考えているんですよ。
ゴキブリが滅亡しないのに寒心する程度にはね。