なんとも言えないことを何とは無しに書き表そうとする試み

何も書けないし何も新しいことは思いつかない。

それでも何とは無しに、充足する感覚があるのである。
個々を見る限りには、色々な事柄を諦めなければならないけれども、それを決して弱みとしてではなく取り戻すこと、そういうことが出来そうな気にすらなる。

だが時間が足りない、それだけが悔やまれる。
どこか海の向こうの安宿に篭ってみたりすると楽しそうである。そんな身分でないことも悔やまれる。

A terminally ill girl has won the right to refuse treatment after a
hospital ended its bid to force her to have a heart transplant.

Herefordshire Primary Care Trust (PCT) dropped a High Court case after
a child protection officer said Hannah Jones was adamant she did not
want surgery.
Hannah, 13, of Marden, near Hereford, said she wanted to die with dignity.

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/hereford/worcs/7721231.stm

命は儚く短いからこそ擁護すべき価値がある。そのためには時間が足りない。
老体のために哲学を組み立てる余力を、否、そのような狂信行為を犯す悪意を、僕は全然持ち得ない。理解し合わなければ、認め合わなければ価値の無い部位を世界の中に認めるなんて、実に実に唾棄すべき行為だと思われるのである。

他人と関わるとか、認めるとか、認めないとか、そういうことはくだらない事だ。
しかし、そういう意味ではない。認めるべき世界、認識すべき世界を想定しなければきっと。