励まされない。

障害者、ね。
そういう者は生きながらえさすべからざる人間、「健康ではない人間」だと、そういう趣旨の事を言うなら、別にそれはそれで「正論」ではあるのだよ。

ただしそれは、人間対人間に所有関係の成立を認めるときだけだな。
「社会のお荷物」なんて言い方はまさにそれ。ぼかして「社会」といっているだけで、発想は人間の所有、つまりは奴隷制かプランテーションか、まあそういう類のものだ。


肉体がどうのこうのと言わずに平等な人格（と、理論上最長の寿命）を認めるのは、そういった極端な不平等を是正した理論が、長きに渡って自動運転した結果にすぎない。

だからつまり、障害者が云々という議論をするのは別に勝手にすればいいけれど、その発想は今日の世界から秩序の根底を奪い去るに等しいのだから、そこまで考えて発言すべきだな。
「みんな長生きしたいはず」という解釈は、いまや世界の屋台骨にまでなった。これを否定するのがどれだけ難儀なことか、ちょっと自覚すべきだな、市長さん。


阿久根市長「腐った枝、刈らないと」　障害者の記述巡り (朝日新聞, 2009年12月22日)
http://bit.ly/69pFeQ

今日からURL短縮を使うことにしました。
ついったー使ってる人なら知ってるのかな、こういうものは。


白米の備蓄はあるけどレトルトカレーがなくなった。死ぬ。もう死ぬ。
まだ死ねないけど死ぬ。

買い物いかなくちゃ…