暇なので仕方ないと思うんだ。
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なんかね、ちょっとね。
痛い感じのベンチャー企業社長(笑)のついったーを見つけて。
で、そこには、その人の名前が書いてあるんですけど、"Shizuka KAMEI"というようなアルファベット表記なんですよ(プライバシー保護のため仮名)。
ひとり静かに「えっ」
と固まった夜更けでした。
いやいやあのー… たぶん、大文字にする必要ないですよそれ。
どうも時折見かけるんだけれども、コレはたぶん"HEIDEGGER, Martin"という書き方を誤解したものでしょう。
これね、「苗字を前に出すことでアルファベット順表記の有用性を高めるもの」だと、僕は文献表の作り方を習ったときに聞きました。
ちょっと考えてみると分かる、実にもっともな話で、一覧表を眺めるときにフリードリヒとかイマヌエルではなくてニーチェ/カントで調べられないと不便ですもんね。
ちなみにググってみると、英語圏の公的書類で、この書記法を要求する場合があるようです。
つまり、"TOKUDA, Shusuke"となる訳ですね。デジタルな時代だからどうでもいいような気もするけれど、やはり慣習的に「インデックスを作りやすい書記法」を守っているのかなー。
まあとりあえず"Taro ASO"はいないと分かって一安心しました。
というわけで社長さん、その表記、たぶん「ちょっとヘン」ですよ。
http://twitter.com/Amidalachan
…と、ここまで散々書いておいてあれなのですが、嫌な予感がしたので外務省ホームページを見た。
"Katsuya OKADA"
... oh... orz
で、ホワイトハウスのサイト(案外立派なものである)を確かめてみたら、あちらは普通に"Barack Obama"なのさ。
こんな不思議なことはよく分からない。何故OKADAなどという表記が必要であるのか。
更に調べてみると、どうも日本政府はこの表記法をプロフィールの表記に全面的に用いているようです。
一体いつの時代に生きているんだ官僚どもは…
とにもかくにもそういう訳でして、どこぞのシャッチョさんの表記も、日本国政府の閣僚名簿の一員としてならぜんぜん不自然じゃなかったということがここに明らかになりましたので、平にお詫び申し上げます。
いやはや、偉い方だったんですねえ…
という冗談はさておき、企業のサイトを巡ってみても、大文字表記は見当たりません。
加えていうならば、日本政府系のサイトにしても、ニュースや会見につけられている説明文では普通の小文字表記のみでした。
だからたぶん、ASOさんも去年までは存在していたのじゃないかなと思います。ごく部分的に。
どうしてなんだろうな、普通に書けばいいのに。
個人的には、政府こそ大胆に"OKADA, Katsuya"表記を採用して貰いたいですけどね。
日本人の名前の構造と、世界に流布した書記法を両立させる方法としては、これが最善なのだから。
まあ確かに"I am TOKUDA, Shusuke"というのは口語には適さないかもしれないけれども、そのくらい自己主張して「日本人の名前のつくりも知らんのかクズ」というくらいの強引さが欲しい気もする。「どうせ外人は日本人の名前のことなんか知らないから配慮しろよ」っていうのは、現状からいってもリクツからいっても妥当ではない。
だって僕たち自身、「オバマバラクさん」なんて言い換えをしていないのだから、そこのとこ、もうちょっとはっきり言い放ってもいいと思うんですよね。
音声的に考えてみれば、僕は「とくだしゅうすけ」ではあっても「シュースケトクダ」などではないのだから。
商売の世界にこういうことは期待しないし、仮に期待するとしたら的外れである。僕は意固地に、慣例に従うことを否定しているのではないよ。
ただ、比較的自由にモノを言える人たちに、こういうことを言ってほしいというだけなのだ(´・ω・`)
そもそもさ、苗字を大文字にする必要なんて、英語圏からしたら全く見えないわけでしょ。でも日本人だから大文字にしたくなる、苗字はこっちに移動してやったぞって言いたくなる。
つまり、主張しているわけじゃんか、既に。そのベクトルを是非変えていただきたいと、そういうことなのですよ。
・追記
英語版ウィキペディアを見てみた。
Mao Zedong (Wikipedia)
This is a Chinese name; the family name is Mao.
Shigeru Yoshida (Wikipedia)
In this Japanese name, the family name is Yoshida.
けっきょく皆「東洋人の名前は違うに違いない」っていう前提のもとに大混乱してるじゃねえか!
痛い感じのベンチャー企業社長(笑)のついったーを見つけて。
で、そこには、その人の名前が書いてあるんですけど、"Shizuka KAMEI"というようなアルファベット表記なんですよ(プライバシー保護のため仮名)。
ひとり静かに「えっ」
と固まった夜更けでした。
いやいやあのー… たぶん、大文字にする必要ないですよそれ。
どうも時折見かけるんだけれども、コレはたぶん"HEIDEGGER, Martin"という書き方を誤解したものでしょう。
これね、「苗字を前に出すことでアルファベット順表記の有用性を高めるもの」だと、僕は文献表の作り方を習ったときに聞きました。
ちょっと考えてみると分かる、実にもっともな話で、一覧表を眺めるときにフリードリヒとかイマヌエルではなくてニーチェ/カントで調べられないと不便ですもんね。
ちなみにググってみると、英語圏の公的書類で、この書記法を要求する場合があるようです。
つまり、"TOKUDA, Shusuke"となる訳ですね。デジタルな時代だからどうでもいいような気もするけれど、やはり慣習的に「インデックスを作りやすい書記法」を守っているのかなー。
まあとりあえず"Taro ASO"はいないと分かって一安心しました。
というわけで社長さん、その表記、たぶん「ちょっとヘン」ですよ。
http://twitter.com/Amidalachan
…と、ここまで散々書いておいてあれなのですが、嫌な予感がしたので外務省ホームページを見た。
"Katsuya OKADA"
... oh... orz
で、ホワイトハウスのサイト(案外立派なものである)を確かめてみたら、あちらは普通に"Barack Obama"なのさ。
こんな不思議なことはよく分からない。何故OKADAなどという表記が必要であるのか。
更に調べてみると、どうも日本政府はこの表記法をプロフィールの表記に全面的に用いているようです。
一体いつの時代に生きているんだ官僚どもは…
とにもかくにもそういう訳でして、どこぞのシャッチョさんの表記も、日本国政府の閣僚名簿の一員としてならぜんぜん不自然じゃなかったということがここに明らかになりましたので、平にお詫び申し上げます。
いやはや、偉い方だったんですねえ…
という冗談はさておき、企業のサイトを巡ってみても、大文字表記は見当たりません。
加えていうならば、日本政府系のサイトにしても、ニュースや会見につけられている説明文では普通の小文字表記のみでした。
だからたぶん、ASOさんも去年までは存在していたのじゃないかなと思います。ごく部分的に。
どうしてなんだろうな、普通に書けばいいのに。
個人的には、政府こそ大胆に"OKADA, Katsuya"表記を採用して貰いたいですけどね。
日本人の名前の構造と、世界に流布した書記法を両立させる方法としては、これが最善なのだから。
まあ確かに"I am TOKUDA, Shusuke"というのは口語には適さないかもしれないけれども、そのくらい自己主張して「日本人の名前のつくりも知らんのかクズ」というくらいの強引さが欲しい気もする。「どうせ外人は日本人の名前のことなんか知らないから配慮しろよ」っていうのは、現状からいってもリクツからいっても妥当ではない。
だって僕たち自身、「オバマバラクさん」なんて言い換えをしていないのだから、そこのとこ、もうちょっとはっきり言い放ってもいいと思うんですよね。
音声的に考えてみれば、僕は「とくだしゅうすけ」ではあっても「シュースケトクダ」などではないのだから。
商売の世界にこういうことは期待しないし、仮に期待するとしたら的外れである。僕は意固地に、慣例に従うことを否定しているのではないよ。
ただ、比較的自由にモノを言える人たちに、こういうことを言ってほしいというだけなのだ(´・ω・`)
そもそもさ、苗字を大文字にする必要なんて、英語圏からしたら全く見えないわけでしょ。でも日本人だから大文字にしたくなる、苗字はこっちに移動してやったぞって言いたくなる。
つまり、主張しているわけじゃんか、既に。そのベクトルを是非変えていただきたいと、そういうことなのですよ。
・追記
英語版ウィキペディアを見てみた。
Mao Zedong (Wikipedia)
This is a Chinese name; the family name is Mao.
Shigeru Yoshida (Wikipedia)
In this Japanese name, the family name is Yoshida.
けっきょく皆「東洋人の名前は違うに違いない」っていう前提のもとに大混乱してるじゃねえか!
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