健康帝国

「健康帝国ナチス」(The Nazi War on Cancer)っていう本があるじゃないですか、まだ読んでないんですけど。
どうも書評を見ていると、現代の健康政策は国家社会主義政権下でのそれと類似の性質を持つのではないか、という論点が含まれているらしくて。

簡単に考えてみても、そういった政策を支え発展させる手法と思想は「誰のため」なのか、「何のため」なのかという論点がある。

有り体に言うと「別にナチって特殊だけど異常じゃなくね？」ということにもなるのかと思います。
我らが知識階級はこんな回りくどい方法でしか常識に立ち向かえないのだと見るべきか、または常識的な(正しい)方法で非常識な(正しくない)解を導いたと見るべきか。

相対主義が相対主義を見ると相対的ではないと思うのが世の常だから、先のことは分からないがね。
まあ時間があったら読みたいと思ってずっと読んでないので、たぶんこれからも、なかなか読めないのではないかと思います。


寝たら元気になった。
いつも通りだな。