はらから。

「人間らしさを世界の中に再生させるためには、そのことを意識し戦わなければならない。
そして、戦う前に、何が相手なのか、敵なのかを理解することが大切だ。」


さっきね、NHKを眺めていたら加藤周一のことを扱っていて。
僕はもちろん先進的憲法第９条（笑）を信仰するような人たちとは相容れないことが明らかなんですけれど、それにしても...

死に際で残した言葉がこんなものとは！
「人間」を「ドイツ人」「日本人」もしくは「革命同士」に入れ替えてみるのは、僕だけではあるまい。

この前には社会の細分化と人間的指導者が云々と仰っていました。
もちろん、僕は引用文の趣旨を分かった上で言っているのだ。つまり、言葉遣いと思想の区分など不可能であるということを。

勇んで言葉狩りをする諸君、君たちの試みは道具の安全性を保障するものではあり得ない。
むしろ人間を馬鹿にする、かつて国民投票が民主主義の守護神だと考えられたように。


今日はちょっと暑いですねえ。
早く書くものを書き上げて昼から酒を飲んでいきたい。