倫理学とピクルス。

前に書くだけかいて放っておいた下書きが出てきた。
まあ書いたその時に封印しただけあって、よく分からない文章だった。

酔っ払ってたのかな。
素面でも何を言ってるのかよくわかんねえけどな。

なんかね、安楽死を「死につながる」行為として非難する人は、そのかわりに、医者に「いずれ死にゆく処置」を強いているのだから、自分の手を汚さないだけ。とか書いてあった。
生かしてやるのは「これをやらねば死ぬ」行為なのだから、それは別に「これをやったら死ぬ」と変わらないんじゃないかと思ったんだな。

もし「する」と「しない」が対立項だと思うんなら、それはただの定義だよねー。
何もしないことを「する」の反対だと思うのは日本語話者だから...　というと非常に安っぽい。だけどもそういう側面もないわけではないし。

そんなことは印欧言語に言われるまでもない。


本当に人を「死なせたくない」人は自分が「死ぬしかない」。
時間という定義がそれを可能にする... けれども、そういう話には意味も意義もない。

結局のところ自分中心の話題をなんとか共有可能なテーゼなり、少なくともテーマなりに仕立てようとするから変な話になる。
時間的にこいつは先に死んでもいいけどこっちは駄目、共有できる理由はない。そういうもんだしな。

放っておけば死ぬ。誰でも。
倫理学者の時間の定義は病んでいる。