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暇なので仕方ないと思うんだ。
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ところがどっこい実在するんですね、これが。
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こんな説明不足の商品名なのに機能が完全に予想できるのがすごい。商品は最悪だけど。
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ふと思ったんだけど、ネットのコミュニティって二重底だよね。
一段階目の「なんかやってる人たち」と、二段階目の「それを眺めている人たち」がいるわけでしょ。

2ちゃんなんかだと、「まとめブログは読むけど、それだけ」という層がいるのは間違いない(ただし特に調べた訳ではない)と思うし、コンテンツ制作側が読者と分離したコミュニティになってるのは明らか。
まあでも考えてみれば、テレビだって制作側のコミュニティと受信側のコミュニティがあるし、書籍や音楽なんかだと一人の作者が強調されてるとはいえやっぱり制作側は1つのコミュニティだし… 何も特別な話じゃないんですよね。それがメディアってもんです。

ただこれがねえ、2ちゃんというより投稿系のサイトなんだろうけれど、インターネット上では受信側が結構安易に制作側に回ることが出来るんですよね。
だからそもそも、2つのコミュニティとして分離してない気がする。1つのコミュニティなんじゃないかなあと… 例えばアフィブログの読者も、第三者から見たら「ねらー」に分類されると思うんですよねー。

まあWikipediaもそうなんだけど、こういう曖昧な共同体があると魅力的なのかね。
特にニコ動みたいに「俺もコメントで参加して作品を作り上げている(キリ」などと勘違いさせる環境を用意してあったりとか、ついったーみたいに「自分とあの人が同じ環境で同じことをやってる!」とか、もう受信も送信もごっちゃになってるようなサイトを見るにつけ、上手いこと作ったもんだなあと思います。

古典的にはやっぱり掲示板になるんですかねえ。そういう雑多なメディアは。

この流れの中では、ブログってちょっと特殊なのかも知れませんね。
発信する側が明確になってる訳ですから。まあ多くの場合、申し訳程度にコメント欄もついてますけど。


でもそもそも考えてみると、掲示板ってやつはシステム上「スレッド立てた人」と「応答する人」っていう対立があるはずですよね。だから別に双方向でもごっちゃでもなんでもなくて、特性的にはブログと変わらないと言えないこともないはず。
ところが実際はそうならないのは、両者の境界線が多くの場合曖昧であるからでしょうなー。

例えば誰でも「池田センセは○○すぎ」というスレッドを制作できるといっても、我々はやはり大先生のブログに「ばかあほしね」などというブログ記事を投稿することはできませんからね、システム的に。

※私は勝間応援団ではありません。


そこを考えてみると、やっぱり投稿サイトを1つのコミュニティとして考えるのは無理がある。
何しろ技術を必要としますから。今は国民の大半が「タイピング技術」と「インターネット接続環境」を持っているからこそ2ちゃんやついったーが成り立っているのと同様に、将来的に「動画・画像・音楽制作能力」がすごく一般化すれば別なのでしょうけれど、やはり今のところ高度なコンテンツを制作することは極めて難しいですから、ニコ動は1つのコミュニティではないんです。制作側と視聴側が同居してるだけですね。

視聴側から投稿側へ移行するのは非常に稀で困難なので、これはもう別の独立したコミュニティを形成して然るべき。
で、現実にそういう流れがあるみたいです。運営側は投稿者の「プロ化」を目論んでいるようだし、外部のSNSが制作拠点になっていたりするし、視聴者が欲しければすぐにYoutubeにも投稿し直す人が増えているし… などなど。

遊園地はスタッフと客が確かに同じ1つの空間にいるけれど、でもそれだけですよね。
そういう「ただの空間」として投稿系サイトが生きていけるのかどうか(つまりは、あたかも1つのコミュニティがあるかのごとく振る舞い続けられるのか)、ちょっと興味深いところです。


最近はつまらない思いつきを人にメールする前についったーで消化している気がします。
通信費用が払えないから、パソコンからしかいじってないけれど。

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