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暇なので仕方ないと思うんだ。
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→かげぶんしん

結局ね、2号館にある無線LANネットワーク「BUNKASIGEN」なんですが、どうも情報基盤センターの取り扱っているものではないらしい。
ていうかセンターの奴は登録もしてあるし使えるはずだしな。

ラップトップをキャンパスに持ってきてる人は無線の利用登録しておくとそれなりに便利かと思います。


>対策
>警告ウィンドウは「この設定を保持し、後で自分で変更する」を選んで「OK」を8回押してください。

ECCS2008の既知の障害と対策
http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2008/02/29_990.html

力技過ぎて笑ってしまった。公式のアナウンスとしては、書いてる方も悩んだ末にこう書いたんだろうけどねー。
たいがいのコンピュータの障害なんて再起動すれば治るもんだ!


今日は(今日も)のんびり過ごした。
こんなことしてると本当に留年してしまうが、別にいいよと思えるのは浪人してないからですね。ムカつくだろ、ケケケ

留年...? いや待てよ。今年は何もないが、来年に卒業できないだけか?
しかしそういうことには詳しくなりたくないものですね。

で、こんなままだと破滅しそうなので、以下つらつらと発表課題の下書きに取りかかります。
今日はいつになく感想を聞きたい日ですが、まあ期待してない。


神奈川県立近代美術館 鎌倉館
「建築家 坂倉準三展 ─ モダニズムを生きる」

モダニズム建築とは何なのか。
建築家は産業化される文化の最中に、いかに自らの表現を追求したか。

今回の展示に関して言えば、そのような問題は正直言って置き去られていました。
中心として見せているものは、坂倉準三の名の下に、いかなる建築が残されているかという資料展の趣き。

この展示が鎌倉で催されているのは縁のあることで、この会場の建物が坂倉の手になるものだからなんですね。
ということは、そこは単に内部空間がスペースとして機能するという通例を脱して、展示物を通して建物そのものが「展示」される、そういう興味の誘導があったら素晴らしいものになったのではないかと思います。

やはり、建築家に傾きすぎていて。
個人と時代とを二つ柱に据える(少なくともタイトルはそうである)ならば、モダニズムがどういう点において何を指向していたのか、それを端的に伝えることは不可欠だったんじゃないかなあ。

本人の言があれば最適だけれど、ともかく潮流としてのモダニズムにもう少し言及してほしかった。
これについては明日また見に行ってよく確かめてくるが...


この辺はまあ誰か他の人が発表してくれるだろう。
僕が言いたいのはここから。

モダニズム以前の建築というものには必ず装飾があって、建物をいかに由緒正しい形で飾り立てるかが重要であったのに対して、モダニズムというものは直線性と機能の洗練によって建物を自由にしようという運動であった、と、僕は思うのね。
で、そこから意図されたことかどうかは分からんけれども、少なくともあの美術館の建物においては、極めて小規模で規則的な構造であるが故に、僕は建物の中を自分がどれくらい進んできたのか掌にわかるんです、はい。

正方形で二階建て、いわゆる豆腐の有様をしているので、二階の入り口から入って一周、そのあと一階におりるという進行も自ずから分かるし、その各所に展示が分散していることも分かる。
だから、見に来た人間としては当然、各スペースにどれくらいの重点を置いてみるのか、ペースの配分をすることになるわけなんです。

大きい展示会だと自然と早足になって、全てを一通り見るようにするでしょ、普通は。

けれども、この美術館の展示と来たら、二階の6割方を歩いた辺りでほぼ展示は終了、残りは年表やらの資料とショップ、あげく一階などは憩いのスペース(建築当時は一階は開放空間であった)、これでは物足りない感じがどれほど強く残るか、知れたものではありません。
あれは、二階にある閉鎖された出口を使って、「展示は二階だけなのでそのつもりで見てください」とアピールするほうがよほどいい。

具体的な展示量が少ないということもあるんですけれども、こちらとしてはまだまだ続くだろうと思っていた矢先に「打ち切り」という風に持っていかれると、どうも不快なんですよね。
耐震強度不足で閉鎖中の新館が裏にあるので、展示量はそちらで補おうというハラなのかもしれませんけれど、仮に新館が使われていたならば同様の理屈で――なんだまだ終わらないのかと――按配はよろしくない。

展示と言うものは地図を示すか、もしくは建物の全容が一望で知れる(例えばヨーロッパにおける、正面から見られることを意識して作られた宮殿建築など)そのようなスペースでやってほしいものだとおもいます。
本を手に取ればページの残り具合で自分のポジションが知れる、そういう意味でね。

多くの人間は自分の集中できる時間を知っているもの。
その時間内に程よく展示を見て取るリズム作りに、展示者にも協力してもらいたいものです。
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