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暇なので仕方ないと思うんだ。
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専門職学位と言えば法務博士を指すと思うのです。
ところが有権者諸君が政権交代をやってくれたおかげで、別のものが浮かんできました。

教職修士です。
まー簡単にいうと、教員免許取得に6年かかるようになるということですね。

で、教職大学院を増やすんだと。あんなもん好んで設置しているのは、今のところ三流未満の大学ばかりだしなー。

関東圏・設置済の教職大学院
* 群馬大学
* 東京学芸大学
* 早稲田大学
* 創価大学
* 玉川大学
* 帝京大学


日本の教員の専門性の低さは昔から指摘されていたことではあるんですけどね。
じゃあ2年余計に勉強させれば人間性の豊かな教員層の拡充になるのかと言われると...

つーか制度切り替えの年はどうするつもりなんだろうね。
司法試験みたいにいい加減なことをやると、結局ただの国家的詐欺で終わるかもしれない。

一番アレなのは、教職大学院の専門性というより閉鎖性が高くなると面倒なこと。
勉強させるには教育学部 - 教職大学院の6年間をやらせたいけど、むしろ社会人なり他専攻なりから人を呼び込んで多様化させるなら、今の法科大学院のようにならざるを得ない。

で、今回出た話はどちらかというと専門性の向上が主眼だと思うので、教職大学院の入学資格に縛りがかかるんじゃないかと思います。
すると現行の教員免許が単なる入学資格、「仮免」になっちゃうってわけだな。

まあ僕は教員なぞに興味はありませんが、可哀相になと。留学支援とか論文出版支援とかの方がありがたいだろうに。
制度になったとして、教育学部を筆頭に人文系学部を抱える大学が、軒並み教職大学院を開設できるような金を持っていないことは明らか。


だってこれ、教育学部の規模と予算を1.5倍にしろってことですもんね。うすっぺらく解釈すれば。
そんなこと出来るはずがない。場所も教員も足りないし、第一そんな事業にわざわざ乗り出すメリットが不明。教員免許なんか研究の片手間に取ってたからこそ、現行の人数を捌いているんだ。

どこかの大学が巨大なマンモス大学院を作ったりしても専門性(笑)には貢献しないしな。
流石に本当にやるとなれば、うちも対応するんでしょうけど...


でもやっぱり場所がないよ。
学歴ロンダリングの餌食になるだけだろう...
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