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暇なので仕方ないと思うんだ。
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あんまり注目されない話ですが、実は教育委員会の握っている権限というのは非常に強力なんですね、今でも。
首長との協力があれば、ゆとり(笑)とか実質的には拒絶できたほどに。

まあつまり、戦後体制なるもののなかでは相当早期から、地方分権と国家体制転換のための教育行政独立とかいうものは、重視されていたわけです。

ところで、民主党は地方分権を唱えていますから、当然これが進展することはあっても、まさか今から改めて国家単位で教育に統制力を働かせようとは思わないわけです。
普通はね。


で、視線を転じてジャスコ岡田の発言を見てみるとだ。
日中韓で共同教科書を作りたい、という。それは大変結構。

だが、それを作ったとしてだ。
それは何なのだ?

例えば教科書そのものを作ったとしよう。
実際に採用されなければ終わりである。採用するよう働きかければ反感を招く。

教科書の作成基準を作ったとしよう。
国権で歴史を解釈するのか? 「逆コース」もいいところではないか。


例えばさあ、「日中韓三ヶ国で共通して利用できる、初級英語で記された学習教材としての世界史論集」とか、もっとこう配慮した発言をすれば、本人の理想が実現する可能性も高まろうというものだのに。
英語の論理的文章に触れる機会があれば、それは良い事には違いないのだし、ガッツリ英語で読めて、モノゴトを考えられて、「いや、でもうちの国ではこういう反論があったよ」なんて三ヶ国の人間がおしゃべりまで出来る。そういうモノならいくらでも、実現もシリーズ化もできるのに。


なんで日本の政治家は(戸籍の件にしてもそうだが)今あるものを転換することしか思いつかないのかね。
必要だと思うなら付け足せよ、バカ。
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