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暇なので仕方ないと思うんだ。
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ちょっと思った。なんだか予告記事かいてるとハリ・セルダンの気分。
『ファウンデーション』というのはアシモフの書いたSFですね。

それに出てくる数学者が、銀河帝国最初で最後の天才であるセルダン。
彼は社会を群集の作用関係の結果とみなして、それを数学的に分析して予測を立てた結果、銀河帝国が遠からず滅びるのだと知るというお話。

彼はその後の世界をより良く導くべく、様々手を打つのです。
その為に一団の人々を百科事典編纂財団、それ即ち「ファウンデーション」として銀河のかなたに送り出し、必要に応じてそれを制御するために時限装置つきのプロジェクタを残すのです。

しかるべき時期にセルダンがファウンデーションの人々を操作できるように、意図通りに情報を与える手段としてね。


初めてこのシリーズを読んだときは寒気がしたよ。
今思い返してみると、必然な環境を用意して、更に情報を操作して導くという意味では、僕の方法論で解釈しても興味深いし、それ自体かなり社会に警句を与えるような内容ではあった。でも当時の僕にしてみたら純然たる面白い話でね、買いあさりましたよ。

アメリカ人の世界観だ、なんて言われますね。
俺たちが世界を作るんだ的な。典型的ですが、そう見なすとより示唆にとんだ内容として解釈できます。

つまり本人たちはいい気になってるけど、もしかするとそれは誰かの用意したレールなのではないかという。
ま、そんな方法の紹介しておいてなんですが、理屈抜きに楽しめますよ。これはお勧めです。


僕が一時社会を心理学的に系統立てて扱うことに興味を持ったのもそういう技法に現実味を感じたからだね。

最も、今の心理学はまだまだ文系のにおいが抜けなくて、ルール策定の段階という感じでもあり、僕に出来ることは基礎研究なのだなぁと理解してから諦めてしまいましたが。
概ね僕の中では「ルールがあったら理系」という認識があります。文系なんてただのカオス。

良くも、悪くもね。
ルールが決まったら科学ですよ。マルクス主義なんかまさにそうじゃないかな。



ふむ。これ3日?
果たして5日まで用意出来るんだろうか。漢字表記とかばらばらでさーせん。
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